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(ケース付き) 来たるべき言葉のために by 中平卓馬
日本人写真家、中平卓馬による作品集。
中平卓馬は東京外国語大学スペイン語学科を卒業後、さまざまな職を経て雑誌『現代の眼』に編集者として入社、そこで戦後日本を代表する写真家の一人である東松照明や寺山修司らと出会う。東松の提案により誌面で写真の連載企画が始動し、そこでのちにプロヴォークでともに活動する高梨豊や、森山大道とも知り合い、東松からペンタックスのカメラをプレゼントされたことをきっかけに、中平自身も写真の撮影を開始する。1968年にプロヴォークを結成し、その最終号となる3号と同じ1970年に出版された中平のファースト写真集が本作、『来たるべき言葉のために』である。本書で見せている、言葉を置き去りにするような「アレ・ブレ・ボケ」の写真表現をのちに本人は根底から否定するが、プロヴォークの時代、そして当時の社会感覚を反映した名作として現在まで語り継がれている。巻末には、1967年から1970年に朝日ジャーナルなどに掲載した文章6種、さらに詩人の岡田隆彦による「風景について」も収録。
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Title: 来たるべき言葉のために (For a Language to Come)
Artist: 中平卓馬 (Takuma Nakahira)
風土社 (Fudo-sha), 1970
Softcover with dust jacket and slipcase, perfect binding
300 x 210 x 15 mm
190 pages
Text in Japanese
First edition
中平卓馬は東京外国語大学スペイン語学科を卒業後、さまざまな職を経て雑誌『現代の眼』に編集者として入社、そこで戦後日本を代表する写真家の一人である東松照明や寺山修司らと出会う。東松の提案により誌面で写真の連載企画が始動し、そこでのちにプロヴォークでともに活動する高梨豊や、森山大道とも知り合い、東松からペンタックスのカメラをプレゼントされたことをきっかけに、中平自身も写真の撮影を開始する。1968年にプロヴォークを結成し、その最終号となる3号と同じ1970年に出版された中平のファースト写真集が本作、『来たるべき言葉のために』である。本書で見せている、言葉を置き去りにするような「アレ・ブレ・ボケ」の写真表現をのちに本人は根底から否定するが、プロヴォークの時代、そして当時の社会感覚を反映した名作として現在まで語り継がれている。巻末には、1967年から1970年に朝日ジャーナルなどに掲載した文章6種、さらに詩人の岡田隆彦による「風景について」も収録。
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Title: 来たるべき言葉のために (For a Language to Come)
Artist: 中平卓馬 (Takuma Nakahira)
風土社 (Fudo-sha), 1970
Softcover with dust jacket and slipcase, perfect binding
300 x 210 x 15 mm
190 pages
Text in Japanese
First edition